Life

北米で生活するわたしと、その半径3m以内のこと。

女手ひとつでシャワーヘッドを交換する

海外のバスルームのシャワーは、だいたいシャワーヘッドが固定されているのだけど、これが本当に使いにくい。ずっと我慢してたけど、ついにホース付きのシャワーヘッドに変えてみました。

 

やり方としては簡単で、ネジを外して古いシャワーヘッドをひねりながら取り外し、新しいシャワーをねじ込むだけ。誰でもできます。

 

が、ネジもヘッドのはめ込みも割りと固くて、スパナ片手に必死で作業した次第です。

 

バスルームでひとり脚立の上に立った下着姿(濡れると嫌だと思った)の女が、時々奇声を発しながら(気合です)スパナでシャワーと格闘し、ふとこれはやっぱり男の作業かもな、と思った。

でもこんなこと、できるだけ人に頼りたくない。

 

そして思い出すのは、若い時に、ある女性に言われた「私達は女なんだから、重い荷物を運ぶとか、大変な作業はしなくていいの。男の人に任せればいいの」という言葉と、「女の子は自分で開けれないよね」と言って缶のジュースを開けてくれた男性。

ふざけんな。甘えんな。なめんな。自分でできるし。

 

湧き上がるイラつく思い出を燃料に、必死にこじ開けなんとか付け替え、蛇口をひねったら無事放水、一人でイェーイとか言ったのも束の間、よくみると接続部分から少し水が滴っていた。

 

やっぱり仕上げは男手か…。

自分の非力さを感じながらも、今日からは快適にシャワーが浴びれると思うと夜が待ち遠しくなるのであった。