Life

北米で生活するわたしと、その半径3m以内のこと。

心の開いたところを埋められる

ここのところちょっと気分が滅入りがちだったので、天気もいいし、買い物がてらに散歩に行くことにした。

うちの近くには川があって、川沿いに散歩道があって、その道を辿ると公園に着くようになっている。よくランニングや犬の散歩をしている人がいるのは知っていたけど、わたしはまだ通ってみたことはなかった。

 

季節は秋。紅葉も始まっている。

空気は乾燥していて、暑くも寒くもなく、吹く風は心地よく、小鳥はさえずり、小川は流れ、空気は穏やか。病んでいたからか、散歩道は思っていた以上に心地よく、こうなってくると居座りたくなり、何をするともなくぼんやりと座ってみたりして、気づけば気分も晴れていた。

 

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心が開かれると人が寄ってくるようで、買い物に向かっていると「すみません、5分でいいからアンケートに答えて下さい」と声をかけられた。でもまぁ、このくらいはそんなに珍しいことでもない。

その直後、泥酔したのか発作が起こったのか、路上でぶっ倒れて痙攣している男性に出くわす。びびった。なまじオープンマインドになってるものだから刺激が強かった。すでに警察官が駆けつけていたので、わたしは何もしてないのだけど。びびったのでさっさと買い物して帰ることにした。

 

帰り道でも知らない女の子に「カバン可愛いね。どこで買ったの?」と声かけられたり。心を開いて外へ出ると色んなことが起こるのだなぁ。