Life

北米で生活するわたしと、その半径3m以内のこと。

欲しいもの、いくらで買おう

寒くなってきた、どころではなく、気がついたらすでに寒く、今週中頃には雪が降るとの噂を耳にしました。

 

私の住んでいる地域は、一番寒い時期で-20℃くらいになります。なので、気温が10℃くらいだとまだ暖かい、とつい思ってしまうのですが、実際外に出ると寒いです。当たり前です。寒いと感じるか否かは、相対ではなく絶対なのです。

 

そんなわけで、遅ればせながらの冬支度、ユニクロのオンラインショップでヒートテックを買うことにしました。が、時すでに遅し、わたしが欲しかったものは売り切れていました。

仕方がないのであるものから選び、ついでなので他にもいくつか商品を選び、サイズが分からないものがあったので、参考までに日本のユニクロのサイトを開いたのが運命の分かれ道。わたしは結局、何も買わずにPCを閉じることになるのです。

 

ユニクロの商品をこちらで買うと少し高くなります。でもそれは想定内のことで、多少のことはあまり気になりません。そんなものだと思っています。だけど、買おうと思っていたキルティングの巻きスカートが、日本だと半額ということを知ってしまい、「半額…」と思うとどうしてもこちらの値段で買う気にはなれず。

 

そこから私が今欲しい、さまざまな物の値段を、日本とアメリカで調べまくって、もう何が本当に必要なのか、何が欲しいのか、値段ってなんなのか、わけが分からなくなってしまい、疲れ果ててカートの中をからっぽにしてPCを閉じてしまいました。

 

まぁ、ユニクロに限らず、日本の商品を海外で買おうとすると何でも高い。食品だと2〜3倍くらいでしょうか。先日買ったよっちゃんのするめは7ドル(約700円)でした。日本で買うと200円くらいだと思います。こちらではするめ自体あまり見かけないし、食べたかったので買いましたが、高級品です。しょっちゅう買う気にはなれません。 

 

ところ変われば値段も変わるもの。結局は、その商品に提示された金額を支払う価値が見出だせるか否かなのだと思います。お買い物する側としては、値段はどうしても絶対ではなくて相対になってしまうけど、その物の価値をちゃんと分かって、相応の対価を支払えるようになりたいものです。

 

ちなみに、近々日本からの送られてくる荷物があることが判明したので、ヒートテックロングスリーブ2枚のみ、一緒に送ってもらうことにしました。日本ではまだ売り切れてなかったし。結局本当に欲しかったのはこれだけだったのね、わたし。

 

余談ですが、今年は「ヒートテック」と冠がついた商品が増えててちょっと笑えてしまいました。ヒートテックデニムも出たんですか。なんでも「ヒートテック」って付けたらとりあえず暖かそうな気がするけど、ほんとに暖かいのかしら。

個人的には、ヒートテックのペチコートが出ないかなぁと、毎年思っているのですが、これはなかなか出てこないですねぇ。ウエスト部分をちょっと長めにして、はらまきと一体化したペチコート、暖かいと思うのだけど。